院長ブログ

こだわりの怒り

2024年11月18日

 怒ることは仕方がない。しかし怒り続けることは避けるべきだ。怒りは自他への攻撃となり、そして新たな怒りを呼ぶ。そして戦争は続く。何年経とうが「あいつは許せない!」と、いつまでも自分の怒りを正当化して、こだわりの怒りを抱き抱えている。そんな人生苦しい。自分の中に思い出して怒る人がいれば、それだけで身体も心も蝕む。怒りはなるべく早く手放すに限る。過去の傷も薬を塗って直してしまおう。過去の傷も引っ掻けば、直りかけのかさぶたが剥がれてまた血は流れ、新しい傷となる。怒りにこだわる必要は全くないことに、僕はこだわりたい。



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