当院の訪問診療車です。在宅医療は外来、入院に継ぐ、第三の医療と考えられていますが、昔は診療所など決まった場所に患者さんが受診することより、調子の悪い方の家に医師が赴く方が一般的で、診療の原点は訪問、つまり往診であったと考えます。平安時代の日本最古の医療書である「医心方」にも記録されています。患者さんの生活の様子を拝見させてもらいながら、体を診ることで、より深くその人のことを知ることができる。そんな医療を目指していきたいと考えています。