今日までの5日間、母校の4年生が当院に実習しに来てくれた。まだ病院実習が始まったばかりで、とても初々しく、微笑ましかった。当時の自分をイメージして、自分が歩んできた医師の道を振り返りながら、縁ある特別な期間として思いを持って臨むことができた。そして自分がお世話になった先生方、大学、先輩や友人達に改めて感謝する機会となった。僕が一番伝えたかったことは「一人一人の身体、生活、幸せは違うこと。それを受け止めて医師としてやれることをやること。」だ。これから彼が医師として歩む人生にとっては僅かな期間ではあったが、少しでも役に立つことを願って実習を終えた。