学校医
2023年4月28日
わかくさ病院で働き出してから約20年経つが、今年度初めて小学校の学校医になった。病院に一番近くの学校であるので、患者さんや職員のお子さんも少なからずいる。また昔から訪問診療や通勤はもちろん、子供時代から学校風景を眺めてきた。だから何千回も通ってきた校舎や校庭に馴染みはあった。今回校内に入り診察をするのは感慨深く、地域の医師として児童の健康や成長に力になれることはとても嬉しかった。子供は親だけでは育たない。地域で育つと信じている。ご縁を感じてそれに感謝しながら務めていきたいと思う。
縁を感じられることは我々の人生において一つの幸せなことだ。あたかも神様や誰かの力に導かれたように、何気ない過去と今、人と人とが繋がっていたと感じられる。いつでも縁を大切にできる人でいたい。