俯瞰する
2025年4月1日

ここぞの集中力や目標に進み、努力することは幼い頃から養ってきた。それには一点を見つめ、思いを込めて行動してきたつもりだ。しかしそのことで、失敗を落ち込みに変えたり、他人とすれ違ったり、自分で自分を追い詰めたりしてきたこともある。そんなときには、なるべく視点を変えようとしてきたのも事実だ。距離的には遠く、時間的には長く、空間的には広く物事を見つめる。そうすればいろんな景色が見える。つまり俯瞰するのだ。自分を客観視しながら、失敗を成功の母に変えたり、他人と気持ちが分かり合えたり、悩みを取るに足らないものにできるのだ。自分以外の人たちに対しても、俯瞰したら見えてくるものがたくさんある。愛や親切だって、相互理解だって気づける。俯瞰する力は自分を幸せにする力と信じている。もちろん年を取ってもつく力であることも間違いなさそうだ。