誰かがいないと生きていけないと言う人は、その誰かに依存している。また自分の思った通り、言った通りに誰かがしてくれないと不機嫌になる人もその誰かに依存している。逆にその人の思った通りにしなくてはいけないと、恐れや焦りを感じてしまう人も、その誰かに依存している。自分の子だって、配偶者だって自分の思った通りにはならない。また親にだって、配偶者にだって言われた通りにする必要はない。依存を愛と勘違いしていることに気がついたときに、人は自立できるのだろう。