院長ブログ

ときぐすり

2017年7月3日

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 私たちの診療には、診断と治療があります。診断をして、病態を見極め、適切な治療を施す。これをするように努めますが、少なからず診断がはっきりしなかったり、診断するための治療を先にしたり、となることもあります。また投薬や特別な処置などを要さず、いわば人が持つ自然治癒力に期待することも多くあります。それを言い換えると「時間が治してくれる」とも言い、「ときぐすり」とも呼びます。そのことを患者さんや家族に伝える言葉には、「放っておいても治る」、「自然に治る」、「○○(時間)で治る」などが考えられます。誰でも治るのを待つ時間は不安です。不安なく、治るまでの時間を過ごしたい。その気持ちを思うと掛ける言葉は自ずと決まってきます。「ときぐすり」を処方する名人の当院小児科の永楽先生との一枚です。



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