院長ブログ

頑張れと言われても

2024年9月19日

 失敗して落ち込んだり、病気になったときに「頑張れ!」と言われても、体が動けないときには頑張れない。精神的に疲れていてもそうだ。またそんなときに頑張って無理して行動する人は、他人にも頑張りや行動を要求する。「頑張れ!」の連鎖が起こる。そして頑張れなかった人、つまり行動できなかった人に不満を覚えて、酷くなれば憎しみまで抱く。そもそもだいたいの人は頑張っている。敢えて頑張らなくていい、あなたはあなたらしくあなたであればいい。頑張りの代償は必ずしも美しいものではなく、体や心の傷口を広げてしまうこともあるのだ。辛いときには「頑張れ!」は欲しくない、寄り添って「頑張らなくていい。」と言って欲しい。



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