相手を恐れて、顔色を伺い、びくびくしている人がいる。その人は相手の何気ない行動を自分への攻撃、悪意と受け取り、勝手に不機嫌となり、相手を責め出す。また相手の好意を受け取れないことも多く、感謝の念も浮かばない。つまり相手に多くを求め過ぎている。自分が満たされていないから、相手に優しさや愛を求めて、責めて攻撃するのだ。だから相手が笑顔や上機嫌でなくては、見捨てられ不安に襲われてしまう。相手に期待して愛を求めて、自分の不満や不安を解消しようとすればするほど人は不幸となりやすいのだ。相手の悪意は自分の心から生まれる。