アメフトのルール
2018年5月26日
世間を騒がせている日大アメフトの危険タックル事件については多くの人々が色々な意見をお持ちのことでしょう。僕は学生時代アメフトをやっていましたので、関心を強く持っています。アメフトは素晴らしいスポーツです。花形であるクォーターバックはもちろん、全てのポジションの人間が誇りを持ち、お互いを尊重し、しかも合理的かつ効率的で、サッカーやラグビーをより進化させた最高の球技だと考えています。それは今の自分にも通じていて、チームメートの個々の特性を活かして、一つの仕事を成し遂げるように日頃から努めています。チーム内の結びつきや尊敬できるチームメートとともに、自分がアメフトに青春を捧げたことは人生の誇りです。
しかし問題は、このスポーツには相手をブロックしたり、相手を倒すことで自分たちのチームの目標を達成していく性格を持つことにあると考えています。対戦チームを他の競技よりも敵対視しやすいとも言えます。命を脅かす怪我とも隣合わせです。そこで、絶対的なルールがあるのです。とても細かく、そして反則のペナルティも多くあります。また審判は最低4人、通常は7人もいます。今回の日大フェニックスは、ルール遵守を徹底させられず、誤った方向に導いた指導者に一番の責任があると思います。しかしながらスポーツマンとして、ルールを逸脱したタックルを行なった選手、そしてルールの番人である審判にも責任があると思います。アメフトを汚さないで欲しいのが願いです。